ラームの後継者は”世界最高のサイドバック”になる フランクフルト戦では見事なアシストも[映像アリ]

右サイドバックを務めるキミッヒ photo/Getty Images

独メディアも絶賛

昨季限りでフィリップ・ラームが現役を引退し、バイエルンは右サイドバックに大きな穴ができることになった。ラームは昨季も高いパフォーマンスレベルを維持していたため、まだ2、3シーズンはプレイを続けることもできたはず。それだけにラームの引退はバイエルンにとって痛手だった。

しかし、今季のチームはすでにその穴を埋めつつある。埋めているのは22歳のドイツ代表DFジョシュア・キミッヒだ。ジョゼップ・グアルディオラも才能を高く評価していたキミッヒは、中盤もこなす適応能力の高いクレバーな選手だ。そのキミッヒが今季からバイエルンとドイツ代表でラームに代わって右サイドバックの位置に入っており、すっかり定位置を確保している。

9日のフランクフルト戦では、右サイドから左足で高精度のクロスボールを蹴ってアルトゥーロ・ビダルのゴールをアシストしており、両足できっちりとボールを操ることができる。独『Deutsche Welle』は、そんなキミッヒを「世界最高のサイドバックになる」と絶賛しており、弱冠22歳の若手サイドバックがワールドクラスのサイドバックと認められ始めている。
グアルディオラはキミッヒをセンターバックで試すこともあったが、グアルディオラが好む通り足下の技術も高い。キミッヒは今季ブンデスリーガで89・7%のパス成功率を記録しており、キミッヒから攻撃がスタートしていくケースも目立つ。前線に駆け上がって高精度のクロスを蹴ることもでき、後方から冷静にゲームを組み立てることもできる。22歳の若さでこれを平然とこなすサイドバックが世界にどれほどいるだろうか。

同メディアは守備の1対1など気になる部分もあると指摘しているものの、年齢的にもまだまだ成長できると大きな期待をかけている。若手ながら常に冷静にプレイする姿はラームと被るところもあり、近い将来バイエルンとドイツ代表で主将を任される存在となるかもしれない。




参照元:twitter

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