本田圭佑のドリブル、FKにUAEメディア大注目! すっかりパチューカの中心選手に

パチューカ移籍を選択した本田 photo/Getty Images

CWCでの爆発に期待

北中米カリブ海王者として今回のクラブワールドカップ2017に出場しているパチューカは、すっかり日本代表MF本田圭佑が中心選手となっている。9日にはアフリカ王者のウィダード・カサブランカと対戦することになっているが、それを前にUAE『The National』が改めて本田の能力を絶賛している。

本田は今夏ミランからパチューカに移籍し、日本からやってきた世界的なスター選手として注目を集めた。筋肉系の問題でデビューこそ遅れたものの、コンディションがフィットしてからはハイレベルなパフォーマンスを披露。同メディアは「チームで最もクレバーなドリブラーであり、シャープ。鋭いカウンターアタックもあり、フィニッシュも落ち着いている」と評価している。本田はあまりドリブラーという印象がある選手ではないが、メキシコ国内のゲームでは4人抜きドリブルから得点を記録するなど突破力の部分でもスポットを浴びている。

加えて本田の代名詞と言えば左足のフリーキックだ。まだパチューカでは炸裂していないが、同メディアは本田の左足がパチューカのセットプレイにおいて大きな武器になっていると分析。チームには44歳の大ベテランGKオスカル・ペレスが所属しているが、本田とのフリーキックのトレーニングで反射神経などが鍛えられているとも伝えている。
また、そのペレスより2歳若いパチューカの青年監督ディエゴ・アロンソは本田の献身性を評価しており、「我々は守備の部分で彼がハードワークするところを見ているし、プレスの面でもチームに多くのものを与えている」と称えている。ミラン時代もサイドを上下動する本田の献身性は称賛されていたが、それはメキシコでも変わっていない。

本田、そしてパチューカの狙いは決勝まで進んで欧州王者レアル・マドリードと対戦することにあるが、初戦のウィダード・カサブランカ戦で良いスタートを切ることができるのか。世界は本田をパチューカのキーマンと注目している。

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