「バイエルンが先に電話をかけてきていたなら……」 ドイツの”新エース”が語った移籍の可能性

昨夏ライプツィヒ移籍を選択したヴェルナー photo/Getty Images

昨夏にバイエルンは動くべきだったか

現在バイエルンの不安要素と指摘されているのがFWロベルト・レヴァンドフスキのバックアッパーとなる選手が不足していることだ。トーマス・ミュラーも最前線を務められる選手だが、将来的なことを考えるともう少し若いストライカーを確保しておきたい。

その候補者の1人とされていたのが、現在ライプツィヒでプレイするドイツ代表FWティモ・ヴェルナーだ。ヴェルナーは2016年夏に2部へ降格したシュツットガルトからライプツィヒへ移籍したのだが、今ではこの時にバイエルンも獲得へ本腰を入れるべきだったと言われている。

米『ESPN』によると、ヴェルナーもバイエルンが早い段階でオファーを出してくれば移籍していたかもしれないとコメントしている。
「もしバイエルンがライプツィヒより先に電話をかけてきていたなら、バイエルン行きを選んだかもしれないね。ただ今ではライプツィヒ移籍が完璧なものだったと思っている。ここでポテンシャルをフルに発揮できているし、プレイタイムも確保できている。選手として間違いなく成長できたからね。この移籍はベストなものだったと思う」

ヴェルナーは21歳と若いが、ドイツ代表のエースストライカーへと成長しつつある。レヴァンドフスキのバックアッパーには最適だ。当時ライプツィヒは1000万ユーロ程度でヴェルナーを獲得しているため、非常にお買い得だった。もちろんバイエルン行きを選択していれば、出場機会も限られて成長が遅れた可能性もある。しかしヴェルナーのポテンシャルを考えると、バイエルンは早い段階で抑えておくべきだったか。

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