自慢の堅守に綻びの兆候 マンUがアトレティコで不遇のウルグアイ人DFを獲得か

出場機会に恵まれていないヒメネス(24番) photo/Getty Images

CBのてこ入れに着手か

今季のプレミアリーグ第14節消化時点で、10勝2分2敗の2位につけているマンチェスター・ユナイテッド。シーズン序盤で無失点勝利を積み重ねていた同クラブだが、直近の公式戦5試合のうち3試合で相手に先制を許すなど、自慢の堅守に綻びが生じている。

こうした状況のなか、同クラブが現アトレティコ・マドリード所属DFホセ・マリア・ヒメネスの獲得を検討していることが英『TRIBAL FOOTBALL』で話題に。アトレティコ・マドリードと2020年6月30日までの契約を結んでいる同選手だが、今季のリーガ・エスパニョーラで先発出場が4試合に留まるなど、出場機会に恵まれていない。この状況に目をつけたジョゼ・モウリーニョ監督(マンチェスター・ユナイテッド)が同選手をリストアップしたほか、同監督がクラブ首脳に対し、同選手の契約解除金にあたる6000万ポンド(約90億円)の捻出を依頼したという見方が併せて報じられた。

相手のサイド攻撃やクロスへの対応の遅れが災いし、直近の公式戦で失点を重ねているマンチェスター・ユナイテッド。エリック・バイリーやフィル・ジョーンズが度重なる負傷に悩まされているほか、今夏に加入したヴィクトル・リンデロフもプレミアリーグ特有のフィジカルコンタクトやスピードに適応しきれていないなど、センターバックのクオリティや選手層に不安を抱えている。対人守備やクロスへの対応に定評があるヒメネスは同クラブにとって打ってつけの存在と言えるが、交渉の行方に注目したいところだ。

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