イタリアサッカー界はナポリを見習え アウベスが語るカルチョ復活のヒント

ユヴェントスでプレイしたダニエウ・アウベス photo/Getty Images

セリエAを知るアウベスから助言

スウェーデン代表とのプレーオフに敗れて60年ぶりにワールドカップ出場権を逃したイタリア代表は、ここから大きな変化をしていかなければならない。2006年のドイツ大会を制覇して以降は2大会続けてグループステージ敗退、今回は出場権すら逃すなど危機的状況だ。

では、今後イタリアサッカー界はどのように変化していくべきなのか。昨季ユヴェントスでプレイし、イタリアのサッカーを肌で感じたブラジル代表DFダニエウ・アウベスはもっと攻撃的なスタイルを志向すべきとの考えのようだ。

伊『Tuttomercato』によると、アウベスは「代表チームに起こったことを見ても、僕はイタリアのサッカーが変化することに期待している。全員がナポリを手本にすべきだよ。僕は彼らが本当に好きだし、ナポリのビジョンはカルチョの進歩に役立つと思う」とコメント。セリエAでショートパスを主体とした攻撃的なフットボールを展開するナポリをモデルにしてほしいようだ。
今回のスウェーデン戦ではそのナポリの中心的選手でもあるFWロレンツォ・インシーニェのプレイタイムが限定されるなど、イタリアは強みを活かしきれていない部分もあった。イタリア代表のイメージには無かったものかもしれないが、ナポリのようなサッカーこそ再び世界のトップに立つためのヒントとアウベスは捉えている。若い世代も成長しているだけに、どういうサッカーを目指すかでイタリアの未来は大きく変わることとなりそうだ。

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