酒井宏樹への期待が半端ない!? マルセイユ指揮官「ゴールを決めてもいい」

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今後の課題は「言語力のアップ」と「攻撃面の成長」

オリンピック・マルセイユの指揮官を務めるリュディ・ガルシア監督が、同クラブに所属する日本代表DF酒井宏樹の今後の課題などについて語り、大きな期待を口にした。

昨夏にフランスの名門マルセイユに移籍した酒井。加入直後から右SBのレギュラーポジションを確保すると、昨季は公式戦40試合に出場し、チームに欠かせない選手となっていた。今季もここまでで既に20試合に出場しており、リーグ戦で4位につける好調なチームの守備を牽引している。

仏『La Provence』によると、インタビューに応じたガルシア監督はそんな酒井について「まだまだ学ぶべきことはたくさんある」と話し、さらなる飛躍を期待した。そのための一つの手段として、指揮官は「言語力のアップ」を挙げている。
ガルシア監督は「彼に質問すると、彼は笑顔を見せてくれているよ。それは彼が(言語を)理解していることを意味する」と述べ、酒井の言語力の上達に満足気だった。ただ「記者会見の際、フランス語で二言ぐらい喋れればね。勝つか負けるかの試合では、細かい部分が重要となってくる。その際、我々はフランス語を話す。我々は彼が(言語を)どれだけ理解しているがチェックしているし、細部の理解が次なるステップとなるだろう。しかし、あまり厳しく要求しすぎてもいけない」とコメント。酒井が細かい部分まで言語を理解できるようになることを願った。

そして、プレイ面に関しては「彼は成長している。ただ、パスやフィニッシュのところではもっと成長しなければならない。彼はセンターでプレイしてもいいし、彼には『ゴールを決めてもいいよ』と言っているんだけどね。いつかそうなると思うよ。彼らには、監督の指示やアドバイスを尊重する文化があるからね。守備面での厳しさを保ちつつ、攻撃面でより効率的にならなければならない。私が思うに、彼はもっとやれるはずだ」と言及。「攻撃面の成長」を望んでいるようだ。

既に一定の満足感を示しているガルシア監督だが、酒井は指揮官のさらなる期待に応えることはできるのか。今後の活躍に期待したい。

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