バレンシア、高速カウンターで首位バルサを圧倒 名門復活をアピール[映像アリ]

バルセロナを苦しめたバレンシアの面々 photo/Getty Images

不運な判定に見舞われたバルセロナ

26日にリーガ・エスパニョーラの第13節が行われ、同リーグ首位のバルセロナが同2位のバレンシアと対戦した。

試合序盤から[4-4-2]の布陣で守備ブロックを敷くバレンシアに対し、バルセロナがボールを支配するという構図に。メッシやイニエスタらを中心に攻撃のスピードアップを図ったバルセロナだが、自陣バイタルエリアのスペースを消しにかかるバレンシアの守備に手を焼き、決定機を作れない時間帯が続く。

膠着状態で迎えた30分、メッシが敵陣深くでミドルシュートを放つと、相手GKネトがこのボールをファンブル。このボールがゴールラインを越えたように見えたが、主審の判定はノーゴール。バレンシアの献身的な守備や不運な判定の影響もあり、バルセロナが無得点で前半を終える。
後半開始とともにプレスの強度を高めたバレンシアが、最前線のザザやロドリゴを中心に速攻を披露。57分にはカウンターから抜け出したグエデスが敵陣ペナルティエリア左隅で相手GKと1対1になりかけるが、テア・シュテーゲンが冷静な対応を見せ、難を逃れる。

そして迎えた60分、バレンシアが華麗なパスワークで敵陣左サイドを切り裂くと、ガヤの低い弾道のクロスにロドリゴが反応し、貴重な先制点を挙げた。

その後もメッシを中心に敵陣にボールを運ぶバルセロナだが、バレンシアのインテンシティの高い守備を前に局面を打開できない。嫌な流れが続いたものの、82分にメッシがピッチ中央から浮き球のパスを送ると、このボールに反応したアルバがペナルティエリア内でボレーシュートを放ち、何とか同点に追いついた。試合はこのまま終了。バレンシアは持ち前の高速カウンターで終始バルセロナを圧倒し、名門復活を印象づけた。

[メンバー]
バレンシア:ネト、モントーヤ、ガライ(→ヴェソ 86)、パウリスタ、ガヤ、コンドクビア、パレホ、ソレール(→ミナ 89)、グエデス、ザザ、ロドリゴ(→ペレイラ 81)

バルセロナ:テア・シュテーゲン、セメド(→ビダル 79)、ウムティティ、ヴェルマーレン、アルバ、ブスケッツ、パウリーニョ、ラキティッチ(→デウロフェウ 68)、イニエスタ(→D・スアレス 72)、メッシ、L・スアレス

[スコア]
バレンシア 1-1 バルセロナ

[得点者]
バレンシア:ロドリゴ(60)

バルセロナ:アルバ(82)



参照元:Twitter

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