冬の市場ではチェルシーにも同様の働き望む
昨季プレミアリーグを制したチェルシーだが、今夏は思うような補強ができなかった。チーム力が底上げされたとは言えない状態で、現在はマンチェスター・シティに独走を許している。この現状に、指揮官アントニオ・コンテも不満があるのだろう。
マンCは今夏に多額の資金を投じて補強に動き、ジョゼップ・グアルディオラの求めるサッカーに合う選手を引き抜いた。これはチェルシーと大きな違いがあり、どうやらコンテには今も不満が溜まっているようだ。
英『Independent』によると、コンテはマンCの快進撃が狙っていたファーストターゲットの選手を次々と獲得したことにあるとの見方を示しており、チェルシーには冬の市場でしっかりと動いてほしいと皮肉を交えたコメントをしている。
「シティの戦い方は信じられないものだね。今季のシティは強いよ。昨季もシティはファンタスティックなチームだったが、彼らは夏の市場でファーストターゲットを獲得し、大いに進歩した。それと同じことを彼らは1月にも出来るだろう。我々が彼らと競り合いたいのなら、努力すると同時に市場でベストな決断を下さないといけないよ」
昨季から思うような強化ができなかったチェルシーと、多額の資金を投じたマンC。差が出るのは必然だったのかもしれないが、クラブはコンテの叫びをどう捉えるのか。