CL決勝T進出の望みをつないだアトレティコ シメオネ「勝利の責任があった」

GS逆転突破を目指すアトレティコのシメオネ監督 photo/Getty Images

奇跡のGS突破にはロンドンでの勝利も必須

22日にチャンピオンズリーグのグループステージ第5節が行われ、アトレティコ・マドリードがローマをホームへ迎え入れた。

4試合を終えた時点で未だ白星がなく、勝ち点「3」でグループCの3位に沈んでいるアトレティコ。ここ4シーズンは常にベスト8入り(2度は準優勝)を果たして来た同クラブだが、引き分け以下で痛恨のグループステージ敗退が決まる。

そんな絶体絶命のピンチの中キックオフされた試合は、両チームがなかなかゴールネットを揺らすことができず、前半をスコアレスで折り返す。だが、69分にアントワーヌ・グルーズマンのアクロバティックなボレーで均衡を破ると、その後退場者を出して一人少なくなったローマから途中出場のケビン・ガメイロが追加点を決め勝負あり。アトレティコが2-0でローマを撃破し、決勝トーナメント進出の望みをつないだ。なお、アトレティコの逆転突破の条件は、最終節でチェルシーに勝利した上で、ローマがカラバフ相手に引き分け以下で終わることとなる。
試合後、インタビューに応じたアトレティコのディエゴ・シメオネ監督は次のように語った。クラブの公式サイトなどが伝えている。

まず「我々はこの試合に勝たなければならない責任があった。今日はローマ戦で勝つことが求められたが、次はロンドンでも勝たなければならない。これ以外の選択肢はないんだ」とコメント。そして、ローマ戦を「(第2節の)ローマでのやり方とほとんど変えていない。ただ、今日はグリーズマンのゴールを含め、明確なチャンスが作れた。ガメイロのゴールに繋がったグリーズマンのパスなどもそうだが、すべてが以前よりもよく見えたよ」と振り返った。

はたして、アトレティコは奇跡の逆転突破を決めることができるのか。

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