[CL]ドルトムント、香川のパスを起点に先制も…… ケイン&ソンの右足一閃に沈む[映像アリ]
66分にピッチを退いた香川 photo/Getty Images
無念のGS敗退
21日にUEFAチャンピオンズリーグのグループステージ第5節が行われ、グループHのドルトムントがトッテナムと対戦した。なお、ドルトムントに所属する香川真司は先発出場を果たしている。
試合序盤から互いにハイプレスを敢行し、主導権を奪い合う展開に。香川も持ち前のワンタッチパスや鋭いターンを活かし、自軍の攻撃を活性化していく。
拮抗した展開で迎えた31分、ドルトムントが香川を起点に敵陣でショートパスを繋ぐと、ヤルモレンコのヒールパスを受けたオバメヤンが相手最終ラインの背後を陥れ、先制ゴールを挙げた。ドルトムントが1点をリードし、前半を終える。
後半に入りボール支配率を高めるトッテナムに対し、自陣でコンパクトな布陣を敷いて対抗したドルトムント。しかし、49分に自陣でボールを奪われてピンチを招くと、ペナルティアーク付近でボールを受けたケインに右足を振り抜かれ、同点に追いつかれた。
グループステージ突破にむけて勝利が必要なドルトムントだが、巧みにパスコースを消しにかかるトッテナムの守備網を前に、ビルドアップがままならない。76分には自陣右サイドをアリに突破されてピンチを迎えると、パスを受けたソンにペナルティエリア内でシュートを放たれ、逆転を許した。
その後も丁寧にショートパスを繋いで局面打開を図ったドルトムントだが、自陣深くでブロックを敷くトッテナムの守備を切り崩せず。試合はこのまま終了。ドルトムントはかねてより課題に挙げられていた自陣でのパスミスを改善できず、無念のグループステージ敗退が決まった。
[メンバー]
ドルトムント:ビュルキ(→ヴァイデンフェラー 90+2)、トルヤン、バルトラ、ザガドゥ(→トプラク 78)、シュメルツァー、ヴァイグル、ゲッツェ、香川(→カストロ 66)、ヤルモレンコ、ゲッツェ、オバメヤン
トッテナム:ロリス、ダイアー、サンチェス、ヴェルトンゲン、ウィンクス、エリクセン(→シソコ 85)、ローズ、オーリエ、アリ(→デンベレ 81)、ソン、ケイン(→ジョレンテ 86)
[スコア]
ドルトムント 1-2 トッテナム
[得点者]
ドルトムント:オバメヤン(31)
トッテナム:ケイン(49)、ソン(76)
参照元:youtube