「ブッフォンの穴を埋めることに恐怖はない」 期待の後継者ドンナルンマが語る覚悟

39歳から18歳へ超世代交代

39歳から18歳へ超世代交代

2018ロシアワールドカップ欧州プレーオフでスウェーデン代表にまさかの敗北を喫し、60年ぶりにワールドカップ出場を逃したイタリア代表はGKジャンルイジ・ブッフォンが代表引退を表明している。ブッフォンとしてはロシアでの戦いをキャリアの集大成の1つとしようと考えていたはずで、プレーオフで敗れたショックはあまりに大きい。

イタリア代表は偉大すぎる守護神に別れを告げ、新たなGKとともに再スタートを切らなければならない。その代役候補の最右翼と考えられているのがミランGKジャンルイジ・ドンナルンマだ。39歳のブッフォンに対してドンナルンマは18歳と大きな世代交代となるが、今後はドンナルンマがブッフォンのような存在になっていかなければならないのだろう。

ドンナルンマ自身もブッフォンの後継者と呼ばれることを恐れてはいない。UEFAのインタビューに対し、ドンナルンマはブッフォンがアイドルだったと語り、憧れの選手に追いつくために努力すると意気込んでいる。
「彼は史上最高のGKの1人で、僕は彼のプレイから色々と盗もうとしていた。彼の冷静さは信じられないものだったよ。ブッフォンがアイドルだったか?もちろんさ。彼はいつだって僕のアイドルだった。彼はピッチの中でも外でも信じられない人物なんだ」

「多くの人が僕を彼の後継者と言うけど、僕にはやるべきことがたくさんある。トッププレイヤーになるためには常に進歩しないといけない。ブッフォンの穴を埋めることに恐怖はないよ。ただ、努力を続けないとね」

ブッフォンは2006ドイツワールドカップを制覇した経験を持っているが、ドンナルンマも偉大な守護神に続くことができるのか。これからの20年はドンナルンマがイタリアを引っ張っていくことに期待だ。

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