代表とクラブで大きな違い
現在マンチェスター・シティでプレイするMFケビン・デ・ブライネは、世界トップクラスのMFに成長したと絶賛されている選手だ。バロンドールをも獲得できる逸材とさえ言われており、来年の2018ロシアワールドカップでもベルギー代表選手として何を見せてくれるのは非常に楽しみだ。
しかし、マンCとベルギー代表ではデ・ブライネの輝きに差がある。ジョゼップ・グアルディオラの下で美しい攻撃的サッカーを披露するマンCでは最高の働きを見せているが、ベルギー代表ではどうだろうか。先日もデ・ブライネは3バックをベースに戦うベルギーのやり方が守備的すぎると苦言を呈しており、デ・ブライネの能力を100%引き出せているとは言い難い状況だ。
英『FourFourTwo』によると、デ・ブライネもマンCのスタイルが自身に合っていると感じているようで、グアルディオラの作るチームに大満足していることを明かしている。
「間違いなく僕はシティのスタイルが僕個人に合っていると思う。僕に限らず、みんなにとってやりやすいものでもあるはずだよ。自分が何をする必要があるのか全員が分かっているし、みんなにはクオリティがあるしね」
デ・ブライネはエデン・アザールやロメル・ルカクと並んでベルギー代表を牽引する存在となっているだけに、その能力を100%引き出せていないのはもったいない。先日の日本代表との試合でもデ・ブライネのプレイエリアはやや低かったが、マンCのサッカーに比べてやりづらさを感じているのかもしれない。