リヨン会長もベンゼマの仏代表復帰に期待 「まだフランスサッカー界に多くのものをもたらせる」

レアルのベンゼマ photo/Getty Images

デシャンを説得してもいいとまで語る

2015年12月にマテュー・ヴァルブエナをセックステープをもとに恐喝した件に関与した疑惑から代表追放処分を受けたレアル・マドリードFWカリム・ベンゼマは、今もフランス代表から遠ざかっている。一部では復帰させてもいいのではといった意見も挙がっているのだが、現代表監督ディディエ・デシャンは頑なだ。

ベンゼマにとって古巣のリヨンのジャン・ミシェル・オラス会長も、ベンゼマを2018ロシアワールドカップに連れて行くべきではないかと考えているようだ。仏『SFR Sport』によると、同会長は今でもベンゼマがフランスサッカー界に貢献できる存在だと信じており、デシャンを説得する役割を務める考えもあるようだ。

「もし私がデシャンとベンゼマの仲裁人になれるのなら、喜んでその役割をしよう。デシャンはその状況を迷惑に感じると思うけどね。彼とこの件について話したことはないが、私はカリムがまだフランスサッカー界に多くのものをもたらせると思うよ」
現在のフランス代表にはアントワーヌ・グリーズマン、オリヴィエ・ジルー、アレクサンドル・ラカゼットなどセンターフォワードを務められる選手も多く、ベンゼマがいなくとも十分強い。ベンゼマがいれば攻撃に幅が生まれるのは間違いないが、復帰させたことで何かマイナスな影響が出るのも怖い。大舞台の経験は十分だが、フランス代表にベンゼマを再招集すべきだろうか。

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