間接的な移籍志願か
2013年よりドルトムントに在籍しているFWピエール・エメリク・オバメヤン。今季のブンデスリーガで既に10得点を記録しているが、同クラブの首脳陣が規律面の理由により同選手をブンデスリーガ第12節(シュツットガルト戦)のメンバーから外したことから、首脳陣との確執が噂されている。
処分理由として度重なる練習への遅刻が各メディアで挙げられている同選手だが、クラブに無許可でCM撮影を行っていたことが独『Kicker』(ドイツ語版)で話題に。ドルトムントでは試合の2日前より個人契約のCM撮影が禁止されているが、同選手がこの期間内にレッドブル(ライプツィヒのスポンサー)と契約中のフリースタイルのサッカー選手、ショーン・ガルニエのCMに無断で協力。この行為が処分理由に含まれているという見方が併せて伝えられた。
昨季のブンデスリーガ第26節でゴールを挙げた際にナイキ(当時の同選手の個人スポンサー)のロゴが入った覆面を被るなど、クラブのスポンサーへの配慮に欠ける行動が目立つオバメヤン。単なる軽率な振る舞いなのか、それともかねてより噂されている移籍を間接的に志願しているのかは定かではないが、同クラブにとって悩ましい日々は続きそうだ。