FAカップ制覇は認めない? ポチェッティーノ「プレミアとチャンピオンズリーグこそ真のトロフィー」

ノースロンドン・ダービー迫る photo/Getty Images

アーセナルにとっては屈辱か

18日に行われるアーセナルとトッテナムのノースロンドン・ダービーは世界の注目を集めるビッグゲームだ。両者の間には強いライバル意識があり、順位など関係なく常に盛り上がる。その一戦を前にしてトッテナム指揮官マウリシオ・ポチェッティーノの発言がアーセナルを刺激するものだったとして注目を集めている。

トッテナムは昨季もプレミアリーグで2位に入るなど成長を続けているのだが、残念ながらタイトルを獲得できていない。一方のアーセナルは昨季トップ4入りを逃しながらもFAカップを制覇。2013-14シーズンからは4回中3回を制しており、トッテナムよりタイトルを獲得しているのは間違いない。

しかし英『Evening Standard』などによると、ポチェッティーノはプレミアリーグとチャンピオンズリーグこそが真のタイトルと発言しており、FAカップなど国内のカップ戦にはそれほど興味を示していないようだ。
「プレミアリーグとチャンピオンズリーグはビッグクラブにとって大きなチャレンジであり、これらのトロフィーこそ真のトロフィーなんだ。我々にとってダービーは重要なゲームであり、3ポイント以上のものがある。だが最も重要なのは長期的に上手く戦い、毎シーズン、毎試合進歩することにある」

ポチェッティーノはアーセナル指揮官アーセン・ヴェンゲルのことをリスペクトしていると強調していたが、近年FAカップ制覇を続けているアーセナルとしては屈辱的なコメントと言える。今回のダービーも熱い展開となりそうだ。

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