ワースラント・ベヘレンで大暴れ
今回の欧州遠征では持ち味を最大限発揮することはできなかったが、日本代表に選ばれたMF森岡亮太はベルギー国内で非常に高い評価を受けている。今季からワースラント・ベヘレンに所属する森岡はここまで7ゴール8アシストと大暴れしており、チームの主軸となっている。
その森岡にはベルギー国内のクラブがすでに目をつけており、今冬にも獲得に動く可能性があるという。ベルギー『Voetbal24』によると、ワースラント・ベヘレン側も森岡を残留させるのが困難なミッションと考えているようで、早い段階でステップアップされることを恐れている。クラブ側は2018ロシアワールドカップが終わるまでは残留するはずと見ているようだが、森岡はベルギー国内の注目株となっており、移籍市場ではすっかり主役だ。
同メディアも「森岡はどこに移籍すればフィットするか」とのアンケートまで取っており、ベルギーのサッカーファンはクラブ・ブルージュに34%、アンデルレヒトに29%、久保裕也も所属するヘントに21%、スタンダール・リエージュに15%の票を入れている。アンデルレヒトはチャンピオンズリーグにも出場しているクラブであり、ベルギー国内ではトップクラスの実力を誇るチームだ。ベルギーのクラブであっても将来的にチャンピオンズリーグの環境を味わうことができるのは大きい。
今回日本代表に選出された森岡の頭には当然ロシア行きのことがあるはずだが、大会終了後にも動きはあるだろうか。森岡には大きな注目が集まっている。