かつてチェルシーで栄華を極めた男の現在 “2度のプレミア制覇”経験の快速アタッカーは母国へ

チェルシーで主力として活躍したウィリアン photo/Getty Images

アーセナル、フラムでもプレー

プレミアリーグでの戦いを終え、再び母国復帰を選択するようだ。

今季限りでフラムを退団した元ブラジル代表FWウィリアンは、グレミオへの加入が決定的な様子だ。4日に移籍マーケットのスペシャリストであるファブリツィオ・ロマーノ記者が自身の公式Xで「ウィリアンは今日、ブラジルに旅立ってメディカルチェックを受け、グレミオの選手として登録される」と報道。この投稿時点では、すでに契約は成立し、メディカルチェックを残すのみだという。

現在37歳のウインガーはコリンチャンスでプロキャリアをスタートし、シャフタール・ドネツクやアンジ・マハチカラを経て2013-14シーズンにチェルシーへ加入する。

プレミア初挑戦ながら右サイドハーフで快速アタッカーとして地位を築くと、14-15シーズンには36試合2得点を記録してリーグ優勝を経験し、2年後の17-18シーズンにも34試合で8ゴールを決めてプレミア制覇に貢献。18-19シーズンには、UEFAヨーロッパリーグを優勝して初の欧州タイトルを手にした。

19-20シーズンにチェルシーを退団して以降はアーセナル、コリンチャンスでもプレーし、フラムへと渡っていた。チェルシーでの栄華を極め、ブラジル代表としても2度のワールドカップ出場を経験した男は、キャリアの晩年を母国で過ごすと決めたようだ。

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