“FIFAランク196位”のジブラルタルの希望はマンUアカデミーにいる逸材 W杯欧州予選初勝利を目指す戦い

マンUのU-18カテゴリーでプレイするスカンロン photo/Getty Images

18歳の逸材が欧州予選で初ゴール

ワールドカップ欧州予選初勝ち点はいつになるだろうか。2016年のFIFA加盟より、欧州予選で通算24戦24敗となっているのがジブラルタル代表だ。

FIFAランクは現在196位となっていて、現在行われている2026ワールドカップ欧州予選でも開幕から4試合で4敗と苦戦中だ。それも第3節ではクロアチアに0-7の大差で敗れていて、ワールドカップ出場は夢のまた夢といった状況にある。

そんなジブラルタルの希望とも言えるのが、マンチェスター・ユナイテッドのU-18カテゴリーに所属する18歳MFジェイムズ・スカンロンだ。

17歳からジブラルタル代表でプレイするスカンロンは、すでに代表の主力だ。1-2で敗れはしたが、9日に行われた欧州予選第4節のフェロー諸島戦では欧州予選初ゴールを記録。

マンUでもまだトップチームデビューは果たしていないが、U-18プレミアリーグでは今季も14試合に出場して14ゴール5アシストを記録するなど結果を残しており、主に2列目で存在感を放っている。

UEFAネーションズリーグの方では昨年サンマリノに1-0で勝利を収めることもあったが、ワールドカップ予選では勝ち点1が遠い。フェロー諸島戦でスカンロンがゴールを決めたのは1つの希望と言えるが、今予選で初勝ち点を手にできるだろうか。

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