主将ロナウドが意地の同点弾!ポルトガルがPK戦の末3年ぶりUNL優勝!

優勝したポルトガルの選手達 photo/Getty Images

2度のビハインドを追いつき勝利

8日(現地時間)、UEFAネーションズリーグ(UNL)決勝でポルトガル代表とスペイン代表が対戦した。延長戦を含めて120分を戦って2-2となり、PK戦の末5-3でポルトガルが勝利した。

過去に同大会で優勝経験のある両国の対戦は、序盤から一進一退の攻防が続き、その後20分以降に一気に動き出した。

21分、右サイドでボールを受けたラミン・ヤマルがゴール前にアーリークロスを供給し、このボールがゴール前の競り合いでこぼれたところをマルティン・スビメンディが押し込んでスペインが先制点を奪ったが、ポルトガルも26分に左サイドでボールを受けたヌーノ・メンデスがドリブルで前進して相手ペナルティエリア内に侵入してから左足を振り抜きすぐさま同点に。しかし、前半終了間際の45分、ペドリのスルーパスに反応して相手守備陣の背後に抜け出したミケル・オヤルサバルが右足でシュートを決め、スペインが1点リードで前半を折り返す。

同点をめざすポルトガルは、後半に入ると徐々に攻勢に転じ、スペイン陣内でボールを握る時間帯が増える。そしてその流れの中で、61分に主将のクリスティアーノ・ロナウドが期待に応える。左サイドをドリブルで縦に突破したヌーノ・メンデスがゴール前にクロスボールを供給。このボールが相手選手に当たってゴール前に高く上がったところをロナウドが右足でゴールに押し込み、ポルトガルが2-2の同点に追いつく。

その後スペインはイスコ、ポルトガルはラファエル・レオンを投入して3点目を狙いに行ったが互いに譲らず試合は延長戦に突入。その延長戦でも決着がつかず、勝敗はPK戦に委ねられることになった。

PK戦ではポルトガルのキッカー5人が全員成功したのに対してスペインは4人目のアルバロ・モラタがポルトガルのディオゴ・コスタにシュートを止められ失敗。5-3でポルトガルがPK戦を制し、3年ぶり2度目の優勝を決めた。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.305 欧州クライマックス

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:各国代表

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ