強力なスリートップが完成間近か ロナウド残留&ディアス加入ならリーグ制覇に大きく近づく

リヴァプールのディアス Photo/Getty Images

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夢の共演か

アル・ナスルがリヴァプール所属のルイス・ディアスに対する関心を強めている。28歳のコロンビア代表はかねてよりサウジアラビア移籍の噂が絶えず、クラブは現在もその動向を注視している。『Mirror』が伝えている。

ディアスの現行契約は残り2年。リヴァプールとしては慰留を希望しているものの、現時点で契約延長交渉には至っておらず、アル・ナスルがこの隙を突く可能性がある。『The Telegraph』によれば、サウジ側はクリスティアーノ・ロナウドの去就に関係なく、ディアス獲得に動く意志を持っているという。

ロナウドは今夏で契約満了を迎えるが、延長の可能性も残っている。本人も「この章は終わった。しかし物語はまだ書かれている」とSNSの投稿で含みを持たせており、残留すればディアスとサディオ・マネを加えた強力なスリートップが実現するかもしれない。かつて半年間リヴァプールでともにプレイしたマネとの再共演は、サウジリーグ全体を震撼させる要素となるだろう。来季のリーグ制覇に大きく近づくことになる。
ディアス自身は去就について「本当に幸せだ。ここに来た最初の日からずっとこの気持ちだよ。常に落ち着いていて、この素晴らしいチームのサッカーを、そしてその一員として心から楽しんでいる」と前向きな姿勢を見せながらも「(将来については)話し合うつもりだ。私としては、できる限り長く残留したいと思っている。クラブの状況次第だ。交渉は別個に進んでいる」と移籍の可能性を否定していない。

なお、バルセロナも引き続きディアスに興味を持っているという。父親も以前から「バルサ加入は夢」と語っており、ディアス自身が同クラブの忠実なファンであることも明かされた。

果たしてディアスはサウジでロナウド、マネと並び立つのか。それともスペインで夢を叶えるのか。夏の移籍市場で最も注目すべき名前のひとつである。

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