ロフタス・チーク、ロメロ、プリシッチも大当たり? さっそくヒット予感させるミランの新戦力たち

シーズンへ準備進める新生ミラン photo/Getty Images

早くも新戦力が印象的なプレイ披露

23日に親善試合でレアル・マドリードと対戦したミランでは、早くも今夏の新戦力たちが印象的なプレイを見せてくれた。

ゲームは2-3で敗れたが、プレシーズンの結果にこだわる必要はないだろう。伊『Calciomercato』はこのゲームを振り返り、成功組と失敗組に分けている。

その中で印象的なのは新戦力だ。成功組には、チェルシーから加入したMFルーベン・ロフタス・チーク、FWクリスティアン・プリシッチ、42分にさっそくゴールを決めたMFルカ・ロメロが入っている。
先発したロフタス・チークに関しては、同メディアも「中盤のリーダーになれる」と太鼓判を押す。中盤からボールを前へ運ぶ推進力があり、好調時は手がつけられない。1対1でロフタス・チークを抑えるのは簡単ではないだろう。

移籍後初ゴールのロメロに関しては「オフザボールに改善点あり」と若手ならではの指摘もあるが、いきなりゴールを決めたのは大きい。

プリシッチも左サイドからの仕掛けは計算できる。こちらも1対1で信頼できる選手だ。

一方で失敗組には、途中出場したFWチャールズ・デ・ケテラエルが選ばれてしまっている。

「72分からピッチに入り、ほぼ全てで失敗した。目を覚さないといけない」

昨夏に加入したデ・ケテラエルは2年目を迎えるが、昨季はほとんど良いところがなかった。このまま終わるわけにもいかないが、逆襲の2年目とできるだろうか。

新戦力にヒットの兆しが見えるのは収穫で、セリエAの開幕へ希望は膨らんでいる。

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