古橋、前田、旗手、岩田に続け セルティックの最終ラインをサムライが統率する日

セルティックに向かった小林 photo/Getty Images

主力DF離脱でチャンスが巡ってくる可能性も

セルティックでの日本人選手の活躍も見慣れたものとなり、4月29日に行われた宿敵レンジャーズとのスコティッシュ杯・準決勝でもFW古橋亨梧、前田大然、MF旗手怜央の3人が先発。さらに途中からはMF岩田智輝もピッチに入り、1-0の勝利に貢献している。

そしてここから重要戦力になると期待されているのがDF小林友希である。

前述のレンジャーズ戦ではアメリカ代表DFキャメロン・カッター・ヴィッカースとスウェーデン代表DFカール・スターフェルトがセンターバックでコンビを組んでおり、小林はベンチに座ったまま出番がなかった。
しかし地元メディア『Glasgow Times』によると、ディフェンスリーダーでもあるカッター・ヴィッカースは以前から膝に問題を抱えており、手術に踏み切る見通しだという。レンジャーズ戦が今季のラストゲームになる可能性があり、そこで小林に注目が集まっているのだ。

今冬に加入した小林はまだ314分間しかプレイしていないが、出場したゲームでは一定の評価を得ている。チームはここから上位6チームで争うセカンドステージへと突入し、来月の2日にはインヴァネスとのスコティッシュ杯・決勝も控える。これらのゲームでカッター・ヴィッカースを欠くのは痛手で、その代役として小林が重要な存在になるかもしれない。

小林にとってはアピールのチャンスであり、まずは来季のレギュラー確保が目標となる。まだセカンドステージでのレンジャーズ戦も控えており、古橋らと同じく小林がチームの柱になっていけるのか注目の終盤戦だ。

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