アルバレスは世界最高のセカンドストライカー 3ゴール関与でハーランド不在もシティは不安まったくなし

素晴らしい働きを見せたアルバレス photo/Getty Images

パフォーマンスが絶賛浴びる

マンチェスター・シティはプレミアリーグ第29節で、リヴァプールと対戦。モハメド・サラーの先制弾を浴びるも前半のうちに追いつき、後半に3点を奪って4-1とライバルに完勝した。

この試合で、貴重な同点弾を挙げたのがFWフリアン・アルバレスだ。また、2点目の起点となり、3点目はアルバレスのシュートのこぼれ球から生まれた。3ゴールに関与する活躍に、英『INDEPENDENT』は称賛を贈っている。

「ワールドカップの勝者が世界最高のセカンドストライカーである可能性を示す日、シティはハーランドの不在を悔やむ必要はほとんどなかった」
「アルゼンチン人は触媒となり、輝かしいブランドをもたらした。金髪の巨人よりも背が低く、あまり目立たないが、あの強力なノルウェー人でさえ持っていないゲームの側面を示した」

今季はアーリング・ハーランドという強力なストライカーを得たため、ハーランドにボールを集めるというシンプルな戦い方を選ぶことも多かったシティ。昨季見られたコレクティブなサッカーが鳴りを潜めたという声も聞かれたが、アルバレスはチームにリンクし、昨季のようなダイナミクスをもたらしてくれた。それでいてリヴァプール相手にゴールにも関与しているのだから、アルバレスがいる限りハーランド不在はほとんど問題にならないとみてよいのかもしれない。

『Manchester Evening News』では、「ゴールを決める優れた動きと、デ・ブライネのためにリヴァプール(の守備)を開くすばらしい意識」が称賛され、「8」の高採点を得たアルバレス。そけい部を負傷したハーランドはそれほど重傷ではないと見られているが、むしろアルバレスをもっと見てみたいと思わせるほどのパフォーマンスは見事だった。

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