ポルトガルで1試合平均セーブ数リーグトップなのに招集外 欧州挑戦3年目で実力を発揮するGKは日本代表に返り咲けるか

中村のさらなる活躍に期待だ photo/Getty Images

ポルティモネンセで活躍する中村

日本代表は3月に行われるキリンチャレンジカップのメンバーを発表した。FIFAワールドカップ・カタール大会で先発した権田修一が招集外となった中で、GKの人選は注目されたが、シュミット・ダニエル、大迫敬介、谷晃生が選ばれた。

そんな中で招集に期待されながら、メンバー外となった男がポルティモネンセの中村航輔だ。欧州へと挑戦して3年目の今季、中村は大きな転機を迎えた。

過去2年間はプリメイラリーガで2試合の出場のみにとどまっていた中村。しかし昨季までポルティモネンセの正守護神だったサムエウがポルトへ移籍したことで、正GKの座は空席に。その座を埋めた中村は今季はすでにリーグ戦20試合に出場している。

さらにその活躍は、リーグでもトップクラスの成績を残しており、ここまで1試合平均セーブ数は「4.7」を記録。この数字はプリメイラリーガでもっとも高く、2位のパウロ・ヴィトールの3.7と、大きく差を広げて存在感を示している。

プリメイラリーガでインパクトを残す中村だが、今回は招集外となった。ポルトガルで継続的な活躍を見せて、代表へと返り咲くことはできるか。

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