プレミアで642試合指揮した名将が現場復帰か ハリー・レドナップ氏がリーズの新監督に就任の可能性

プレミア古参ファンにはおなじみ、レドナップ氏 photo/Getty Images

プレミアの数々のクラブを率いたハリー・レドナップ氏

リーズ・ユナイテッドは先日、ジェシー・マーシュ監督の解任を発表した。同クラブは現在、後任を探している最中だが、後任探しに難航している状況だ。さらに現在、降格圏まで勝ち点1差の17位に沈んでおり、プレミアリーグ残留に向けて暗雲が漂っている。

そんな中、元トッテナム監督のハリー・レドナップ氏が、リーズ就任という形で、プレミアリーグに復帰を果たすかもしれない。英メディア『Daily Mirror』が報じた。

現在75歳のレドナップ氏は、プレミアリーグで通算642試合の指揮を執っており、イングランドでは経験豊富な監督の一人である。07-08シーズンにはポーツマスでFAカップのタイトルを獲得している。しかしバーミンガムを指揮した2017年を最後に現場から遠ざかっている。
報道によると、レドナップ氏はリーズの監督就任に前向きであり、同じベテランのニール・ウォーノック監督がシーズン終了までハダーズフィールドの指揮を執るという前例もあり、レドナップ氏も同様の短期的ポジションに就くのではないかと考えられている。

現在リーズは暫定的にU-21代表のマイケル・スクバラ監督が指揮を執っている。同監督は、ホームでマンチェスター・ユナイテッドに勝ち点1を獲得したものの、経験不足ということもあり、残留に向けて、新監督を獲得したい考えとのこと。スクバラ暫定監督は、降格のライバルクラブであるエヴァートン戦とサウサンプトン戦に関しては、引き続き指揮を執ることが確定している。

プレミアリーグで数々のクラブを率いてきた名将が、75歳という年齢で現場復帰を果たすこととなるのか。レドナップ氏の去就とリーズの後任監督に注目が集まる。

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