先月トップチームデビューの17歳MFがマンUと長期契約締結 中盤不足のチャンスを活かしてプレミアデビューの可能性も?

ここからトップチームで出番を増やしていけるか photo/Getty Images

長期契約は期待の表れだろう

今季途中から18歳のFWアレハンドロ・ガルナチョが戦力として機能し始め、最近は21歳のFWファクンド・ペリストリにも出番が増え始めたマンチェスター・ユナイテッド。さらには17歳のMFコビー・メイヌーも今年に入ってからトップチームデビューを果たしているが、クラブはそんな彼と長期契約を結んだようだ。
 
以前もベンチ入りしていたことは何度かあったものの、先月11日に行われたカラバオカップのチャールトン・アスレティック戦でいきなりスタメン入りし、トップチームデビューを飾った下部組織出身のメイヌー。トップ下のポジションで60分までプレイし、3-0の勝利に貢献している。
 
そして、先月29日に行われたFAカップのレディング戦でもメイヌーは73分からピッチに送り出されており、エリック・テン・ハーグ監督から期待されていることが窺える。クラブはそんな彼と新たに長期契約を結んだと発表しており、契約期間については英『Daily Mail』が4年+1年の契約延長オプション付きのようだと報じている。
 
U-18イングランド代表の一員としてもプレイしているメイヌーには、いずれマンUやイングランド代表を背負って立つ存在となることが期待されるが、ピンポイントでの出番なら近いうちに再びやってくるかもしれない。
 
現在マンUは、MFクリスティアン・エリクセンとMFドニー・ファン・デ・ベークが負傷により長期離脱中という状況であり、MFスコット・マクトミネイも負傷離脱中。さらにはMFカゼミロがプレミアリーグ残り2試合出場停止で、その間は中盤の層が非常に薄くなっている。
 
先発するのは新加入のMFマルセル・ザビッツァーとMFフレッジの2人だと考えられるが、12日のリーズ・ユナイテッド戦、19日のレスター・シティ戦のどちらかでメイヌーがプレミアリーグデビューを果たす可能性も0ではない。大量リードの状況であればテン・ハーグ監督もより彼を起用しやすいはずだが、はたしてどのような展開が待っているのか。

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