「三笘とエストゥピニャンはムバッペ&テオを思わせる」 日本代表にも三笘を最大限活かす“左SBの相棒”必要だ

リヴァプール相手にも躍動した三笘 photo/Getty Images

世界が絶賛する左SBエストゥピニャンとの連携

三笘薫がボールを持つたび、ブライトンのサポーターたちから地鳴りにも近い歓声が起きるようになった。サポーターが三笘の突破を期待しているのは明らかで、左サイドから仕掛ける三笘はサポーターを魅了している。

ただ、ブライトンの左サイドは三笘だけではない。三笘をサポートしつつ、チャンスと見るや三笘を追い越していくのは左サイドバックのペルビス・エストゥピニャンだ。エクアドル代表の左サイドバックも務めるエストゥピニャンはパワーがあり、攻守両面で気の利いたプレイを見せてくれる。

シンプルに三笘を活かしてくれるプレイも多く、このコンビも見慣れたものになってきた。試合を重ねるごとに連携は深まっており、今では互いを理解しているのだろう。14日のリヴァプール戦でも2人は左サイドを支配し、3-0の勝利に貢献。今のブライトンにこのコンビは欠かせない。
「三笘とエストゥピニャンより良いコンビがあったら教えてくれ」

「三笘とエストゥピニャンのコンビは今季最高のペアの1つだ」

「三笘とエストゥピニャンにムバッペ&テオと同じものを感じる」

SNS上ではこのような意見が出ており、FIFAワールドカップ・カタール大会準優勝のフランス代表で左サイドを支配していたムバッペ&テオ・エルナンデスとの比較まで起きている。

これは日本代表にとってもヒントになるだろう。代表でも三笘を左のウイングで起用するならば、エストゥピニャンのようにサポートしてくれるレフトバックの存在が重要になってくる。カタール大会では主に長友佑都が担当してきたが、4年後へ若い選手の台頭が求められる。中山雄太を含め、三笘の特性を最大限活かしてくれるサイドバックを見つけることも森保ジャパンの新たなるテーマとなるはずで、いかに三笘の能力を引き出すかは大きなポイントとなりそうだ。

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