ベルギーでの日本人対決は三好康児が制す アントワープは“破竹の8連勝”で早くも首位独走へ

アントワープで定位置掴む三好康児 photo/Getty images

三好は開幕から全試合で起用されている

ジュピラー・プロリーグ第8節サークル・ブルージュ対アントワープの一戦が行われた。両チームに日本人選手が在籍しており、ホームチームに上田綺世、アウェイチームに三好康児がいる。

先制したのは三好擁するアントワープだ。自陣GKのスローイングから素早く敵陣に侵入し、右サイドからユルゲン・エケレンカンプがクロスを供給。中央でフィンセント・ヤンセンが合わせ6分にリードを得る。

ホームのサークル・ブルージュも負けじと敵陣に攻め込むが、アタッキングサードでの質を欠いてしまい得点ならず。上田としてはボールを要求しているが、自分の思うようなタイミングでパスは出てこず、苦労している印象だ。
後半アントワープが追加点を挙げる。ラジャ・ナインゴランが右サイドからのコーナーキックで良質なクロスを上げると、ゴール前でトビー・アルデルヴァイレルトが合わせゴールネットを揺らす。

そのままスコアは動かず、0-2でアウェイのアントワープが白星を挙げた。開幕から破竹の8連勝であり、敵なしだ。リーグ首位であり、リーグタイトル獲得の可能性は十分にある。対するサークル・ブルージュは1勝2分5敗とリーグ最下位だ。得点が奪えず、8試合で3ゴールと厳しい。上田もシュートシーンは少なく、まだまだ時間は必要となりそうだ。

サークル・ブルージュ 0-2 アントワープ

[得点者]
6分 フィンセント・ヤンセン(アントワープ)
68分 トビー・アルデルヴァイレルト(アントワープ)

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