「移籍が最良の決断」とレヴァンドフスキが公言 世界最高峰のストライカーは来季どこでプレイする?

バイエルン・ミュンヘンからの移籍希望を公言したロベルト・レヴァンドフスキ photo/Getty images

バイエルンを離れることになりそうだ

世界最高峰のストライカーは来季どこでプレイするのか。バイエルン・ミュンヘンのロベルト・レヴァンドフスキのことである。

ポーランド代表FWとバイエルンの契約は2023年までとなっており、33歳となったレヴァンドフスキはこのタイミングで移籍を考えているようだ。ネーションズリーグに臨むポーランド代表の記者会見で「バイエルンでの時間は終わった。これ以上、良い関係を継続していくことは想像できない。移籍がすべての関係者にとって最良の解決策だ」とコメントしたと独『Kicker』では報じている。

まだ放出が確定したわけではないが、レヴァンドフスキの心はすでにバイエルンにはないようだ。英『talk SPORT』では移籍先の候補としてバルセロナとチェルシー、リヴァプールの名前を挙げている。

バルセロナは以前からレヴァンドフスキを求めていた。ポーランド代表FWも移籍の希望を公言しているのだが、バルセロナとしては財政状況の問題を解決しなければ獲得は難しい。獲得したとしても登録できない可能性もあり、選手売却などで大きな資金が手元に入らなければレヴァンドフスキ獲得の可能性は低いといえる。

チェルシーはトッド・ベーリー氏による買収が完了し、来夏の移籍市場で動けるようになった。ストライカーはロメル・ルカクやティモ・ヴェルナーがいるがどちらも存在感を発揮できておらず、攻撃の核になる人物が最前線にいない。伊『football italia』によればルカクがインテルに復帰する可能性があるようで、レヴァンドフスキを獲得できる枠は空くことになる。

リヴァプールはサディオ・マネのバイエルン行きが濃厚であり、ディボック・オリギのミラン行きは既定路線だ。南野拓実の退団の可能性もあり、前線の選手が一気にクラブを去ることになる。そこにレヴァンドフスキが収まる可能性はあるが、33歳という年齢、プレミア初挑戦ということを考えるとリスクの大きい獲得になるかもしれない。

移籍を公言するも移籍先がチェルシーくらいしかないレヴァンドフスキ。どこでも活躍できる能力の持ち主ではあるが、世界最高峰のストライカーはどのクラブを選ぶのだろうか。

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