今の前田大然はフルパワーではない? 英メディアも指摘する適応の難しさ

独特なゴールパフォーマンスを持つ前田大然 photo/Getty images

活躍に期待したい

今冬の移籍市場でセルティックに加わった前田大然、井手口陽介、旗手怜央の3人。井手口は怪我の影響で出遅れたが、前田は4ゴール、旗手は3ゴールとすでに結果を残している。

前田に関しては横浜F・マリノスでの活躍同様にセルティックで早くも得点量産体制に入っている。英『Football Insider』では前田のポテンシャルを称賛しており、前田と同じく得点を量産しているギオルゴス・ギアクマキスの後を追えば前田はさらにパフォーマンスが上がると主張している。

前田とギアクマキスは同じく2021年にチームに合流しているが、ギアクマキスが先で夏の移籍市場で加わっている。しかし、古橋亨梧という強力なライバルの存在もあってゴールを量産できずにいたが、徐々に数字を残して現在は745分で8ゴールを挙げるところまでチームにフィットしている。今ではリエル・アバダに続いてチームで2番目の得点源として活躍しているのだ。

英紙ではチームでのプレイ時間が増えるに応じて活躍するようになったギアクマキスと同じように前田は今後より活躍できると考えているようだ。実際にコミュニケーションの部分では言語の壁もあってまだまだだと予想でき、味方との連携が深まればより驚異的な存在となる。

そうなれば日本代表でもより絶対的な存在となるだろう。今回は参加辞退したが、招集はされており、森保一監督の中での序列は高い。快足は彼の武器であり、今後の活躍に期待だ。

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