もはやA代表でもいいのでは…… グイリ、サリバ、カマヴィンガらU-21仏代表恐怖の顔ぶれ

10代にしてレアルでプレイするカマヴィンガ photo/Getty Images

本来ならA代表でプレイ出来そうな逸材がズラリ

フランスのA代表には世界を代表するスタープレイヤーが揃っており、そのネームバリューは驚異的だ。しかし、彼らの凄いところはU-21の世代も豪華なところにある。

U-21フランス代表は今月24日にU-21欧州選手権予選でU-21フェロー諸島と対戦する予定になっており、それに向けたメンバーが発表された。この大会は2000年1月1日以降に生まれた選手に出場権があるのだが、この面子がかなり豪華なのだ。

GKではリーズ・ユナイテッドの守護神イラン・メリエ、センターバックにはモナコのブノワ・バディアシル、アーセナルからマルセイユにレンタル移籍しているウィリアム・サリバ、ミランで評価が急上昇しているピエール・カルル、リヨンで主力になっている19歳のカステッロ・ルケバらが顔を揃える。

サリバはマルセイユの主力センターバックだ photo/Getty Images

今後も数年間はタレントに困ることはない

サイドバックには同じくリヨンで主力となっている18歳のマロ・グスト、左にはナントのクエンティン・メルランらが入る。メルランも19歳と若く、2002年生まれの選手まで割って入ってきているところは恐ろしい。

中盤にはA代表も経験済みのレアル・マドリードMFエドゥアルド・カマヴィンガ、リヨンで売出し中のMFマクサンス・カケレ、ロンドン生まれながら世代別フランス代表を選択し、今季はイングランドのクリスタル・パレスで主力になっている右サイドハーフのミカエル・オリーズ、ニースで主力を務め、元フランス代表DFリリアン・テュラム氏の息子でもある20歳のケフレン・テュラム。

前線ではニースのエースとなったアミーヌ・グイリ、レヴァークーゼンでブレイクするアミン・アドリ、RCランスの一員として今季リーグ・アンで7得点を挙げる20歳のアルノー・カリムエンド、フランス2部トゥールーズでオナイウ阿道とチームメイトのFWナタン・エングムらが選出されている。

カマヴィンガ、カケレ、サリバ、グイリといった選手たちはすでにA代表でもプレイできるだけの実力は備えており、こうしたタレントがU-21に揃うのがフランスの怖いところだ。有力な若手を次々と送り出してくるフランスは今後もタレントに困ることはないだろう。

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