バルサに0-5、ドルトムントに1-4、セビージャに1-2 モウリーニョの”監督キャリア最悪の敗北”5選

マンUを指揮するモウリーニョ photo/Getty Images

スペイン紙はセビージャ戦も最悪のゲームに加える

マンチェスター・ユナイテッドは13日に行われたセビージャとのチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦2ndレグに1-2で敗れ、ベスト8進出を逃してしまった。マンUを指揮するジョゼ・モウリーニョは試合後も落ち着いていたが、スペイン『as』はこの敗北がモウリーニョの監督キャリアに残る汚点だと取り上げている。

同メディアはモウリーニョが監督キャリアで味わった屈辱の敗戦を5つ振り返っているが、今回のセビージャ戦もその1つに入れられている。その他にはレアル・マドリード時代にバルセロナとのクラシコで味わった伝説ともいえる0-5の大敗だ。何も出来ずに敗れたこのゲームはモウリーニョ史上最悪のゲームと言えよう。

さらにレアルでの悪夢はこれだけではない。2012-13シーズンにはスペイン国王杯決勝でアトレティコ・マドリードに延長戦の末1-2で敗れ、タイトルを逃した。このゲームでモウリーニョは退席処分となっており、レアルのクラブ史に残るライバル相手の嫌な敗北となってしまった。
同じ2012-13シーズンにはチャンピオンズリーグでも屈辱を味わった。準決勝のドルトムント戦1stレグではロベルト・レヴァンドフスキを抑えられず1-4で大敗。2ndレグでは2-0と勝利を収めたが、反撃はここまでだった。当時のドルトムントは非常に優れたチームだったが、レアルが4失点も喫して大敗するのは許されるものではない。

最後に紹介されたのはチェルシー時代にチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦でパリ・サンジェルマンにアウェイゴールの差で敗れたゲームだ。アウェイでの1stレグでチェルシーは1-1のドローに持ち込んだが、ホームでの2ndレグは延長戦の末2-2で終了。アウェイゴールの差でPSGにベスト8進出を許した。

同メディアは今回この5試合をモウリーニョの監督キャリア最悪の敗戦に選んでおり、それほどセビージャ相手の敗北はインパクトが強かったのだろう。今季はリーグ戦でもマンチェスター・シティに大きく差をつけられており、モウリーニョに言い訳は許されないだろう。

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