モウリーニョ、自身の采配を批判したオランダ人指揮官に「彼はプレミア史上最低の監督」

自身への批判に嫌悪感を露わにしたモウリーニョ監督(写真手前) photo/Getty Images

ラッシュフォードの起用法をめぐり舌戦に

マンチェスター・ユナイテッドを率いるジョゼ・モウリーニョ監督が、今季途中にクリスタル・パレスの指揮官を解任されたフランク・デ・ブール氏と舌戦を繰り広げた。

デ・ブール氏は10日に行われたプレミアリーグ第30節(リヴァプール戦)でマーカス・ラッシュフォードが2得点を挙げた事実をふまえ、「彼(ラッシュフォード)は才能に満ち溢れているが、彼がモウリーニョのもとでプレイしていることを残念に思うよ。モウリーニョは彼に充分な出場機会を与えていないからね。一つや二つ良くないゲームがあると、すぐに彼をベンチに追いやるんだ」とコメント。この発言を耳にしたモウリーニョ監督は、デ・ブール氏が今季のプレミアリーグで1勝も挙げることなく監督の座を追われた事実を暗に示しつつ、同氏の批判を一蹴した。英『BBC SPORT』が伝えている。

「プレミアリーグ史上最低の監督であるフランク・デ・ブールが、ラッシュフォードにとって私が害であると述べたようだ。仮に彼のコーチがフランクだったら、(そのチームは)毎試合負けているだろう。私にとって最も重要なのは試合に勝つことであり、(並行して)若手の育成にもベストを尽くしている」
選手起用や采配について賛否両論が巻き起こるのはサッカー界の常だが、実績で自身よりも劣るデ・ブール氏からの批判に、嫌悪感を隠し切れなかったようだ。




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