岡崎はロシアW杯に出場できるか!? レスター地元紙が期待するW杯出場候補”8名”

岡崎は日本代表に必要な選手だ photo/Getty Images

2014ブラジルW杯では1人の出場だったが……

2014ブラジルワールドカップからの4年間で、レスター・シティは大きく変わった。当時はプレミアリーグ昇格を決めたばかりで、ワールドカップを戦う代表チームに招集されたのはアルジェリア代表MFリヤド・マフレズのみだった。しかもレスターの所属選手がワールドカップに出場するのは2002日韓ワールドカップにトルコ代表の一員として出場したムジー・イゼット以来で、レスターにとっては特別なことだった。

あれから4年が経ち、地元紙『Leicester Mercury』はこの夏8人の選手がレスターからワールドカップ出場選手が出るかもしれないと興奮している。まずはイングランド代表FWジェイミー・バーディだ。代表でスタメンを確保するのは難しいが、バーディはEURO2016以降も重要な選手として重宝されてきた。今季もまずまずの成績を残しているだけに、招集は確実だろう。さらにイングランドではDFハリー・マグワイアも招集される可能性がある。マグワイアはすでに代表デビューを飾っており、評価は確実に高くなっている。

デンマーク代表ではGKカスパー・シュマイケルが不動の存在だ。レスターでも安定したパフォーマンスを披露しており、世界的に評価されているシュートストッパーだ。ワールドカップ本番でもスーパーセーブを披露してくれることに期待がかかる。
ポルトガル代表ではEURO2016制覇に貢献したMFアドリエン・シウバがいる。シウバは昨夏レスターに移籍する際に書類の提出が遅れたことが原因で選手登録できず、今年1月から登録される不運に見舞われたが、代表の一員としてワールドカップでプレイすることに期待がかかる。

最も人数が多いのはナイジェリア代表で、MFウィルフレッド・エンディディ、FWケレチ・イヘアナチョ、そして現在CSKAモスクワにレンタル移籍しているFWアーメド・ムサも候補だ。3人は全員アフリカ最終予選でメンバーに選ばれており、同メディアは3人とも招集されるはずと見ている。

そして最後に日本代表FW岡崎慎司だ。同メディアは岡崎が長年日本代表の柱で、111試合50ゴールを決めた実績があると評価している。しかしここ最近ヴァイッド・ハリルホジッチ監督がメンバーに岡崎を含めなかったため、ハリルホジッチ監督が岡崎らベテラン選手ではなく若手を起用したがっていると見ているようだ。岡崎の経験が重要視されて最終メンバーに入ることを望んでいるが、同メディアの期待通りレスターから8選手がワールドカップに向かうのか。この4年間で世界的にレスターの評価が飛躍的に上がったのは間違いない。

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