アーセナルは夏も大型補強? すでに目をつけている大物2人とは

補強候補の1つはGKに photo/Getty Images

穴をカバーすべく資金投下か

今冬にヘンリク・ムヒタリアン、ピエール・エメリク・オバメヤンを加えたアーセナルだが、視線はすでに夏の市場へと向かっている。今回はムヒタリアン、オバメヤンを加えた代わりにアレクシス・サンチェスとオリヴィエ・ジルーが退団しているため、戦力アップになったとは言い難いところがある。再びトップ4の常連組になるためには夏も積極的な補強が必要だろう。

英『Evening Standard』は、アーセナルが2つのポジションに大金を投じるのではと主張している。1つは、以前から問題視されているGKだ。現在はベテランのペトル・チェフが務めているものの、ピークを過ぎているのは明らかだ。サポーターも不満を抱いており、チェフに代わるGKが必要なのは間違いない。同メディアはアトレティコ・マドリードGKヤン・オブラクがターゲットになっていると伝えており、人気選手ながら獲得できれば非常に大きい。

もう1つは以前から注視しているボルドーFWマルコムだ。右サイドを主戦場とするレフティーのブラジル人アタッカーにはプレミアリーグの多くのクラブが関心を示しており、こちらも獲得は簡単ではない。しかしレフティーのアタッカーは今のアーセナルに欠けているため、有効な補強となるはずだ。
その他のポジションでは、センターバックも補強ポイントだ。上記2選手に比べると注目度は高くないが、再びWBAのジョニー・エバンス獲得に動くと見られている。もう1人ドイツから期待の若手有望株としてシャルケMFマックス・マイヤーが候補に挙がっている。小柄なテクニシャンで指揮官アーセン・ヴェンゲルが好むタイプの選手だ。

今冬の補強だけではトップ4入りを狙うのは難しく、守備の再構築が必要だ。資金力で争うのは難しいが、マンチェスター勢にも負けない大型補強が求められている。

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