チェルシーは”バラック級”の選手を獲得せよ! ランパード氏が語るアザール流出の危険性

当時一緒にプレイしたランパードとバラック photo/Getty Images

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以前はメガタレントをかき集めていたが……

チェルシーといえばロマン・アブラモビッチ氏がオーナーに就いてから莫大な資金を投じてスター選手をかき集めてきた。市場にとんでもない話題を提供してくれるクラブの1つだったのだが、今ではマンチェスター勢がそのポジションに就いている。これに危機感を覚えているのがクラブOBのフランク・ランパード氏だ。

英『Evening Standard』によると、ランパード氏はクラブが実力者を積極的に獲得しなければエデン・アザールやティボ・クルトワといった選手が退団を選択する可能性もあると指摘しており、自身がプレイしていた当時のようにスター選手を獲得していくべきとの見解を示している。

「クラブはアザールらを失うことはできない。アザールはチームのメインだ。彼は27歳で、全盛期の前の段階にある。彼はチャンピオンズリーグのタイトルにチャレンジしたいと考えているだろうけど、クラブもその野心に合わせないといけない。当時チェルシーがミヒャエル・バラックを獲得したことは私を前進させたよ。あのような優れた選手を加えるのはチームにとって素晴らしいことだし、同時に私も自身のポジションをかけて戦わないといけないと分かっていた。選手としてまずは自身のことに集中すべきだけど、クラブが進歩しているところも見たいんだ」
今冬にチェルシーが獲得に動くと噂されたのはストーク・シティFWピーター・クラウチやウェストハムのアンディ・キャロルらで、いずれもワールドクラスの選手とは言い難い。今季もプレミアではマンチェスター・シティに大きくリードされたため、この差を埋めるべく積極的な補強に動くべきだ。それができなければアザールやクルトワは本当にレアル・マドリードのようなメガクラブへ行ってしまうかもしれない。

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