イングランドでビデオ判定制度導入も…… FA杯で早くも問題発生[映像アリ]

疑惑のゴールに不快感を露わにしたホジソン監督 photo/Getty Images

ハンドによるゴールを見逃しか

8日にFAカップの3回戦が行われ、クリスタル・パレスがブライトンに1-2で敗れた。

87分にブライトンのFWグレン・マレーに勝ち越しゴールを奪われ、敗退の憂き目に遭ったクリスタル・パレス。同選手が腕を使ってボールをゴール内に押し込んだと思われたが、主審の判定は覆らず。クリスタル・パレスを率いるロイ・ホジソン監督は試合後に行われたインタビューで、前述の場面でビデオアシスタントレフェリー制度(VAR/ビデオ判定)が採用されなかったことに対し不快感を露わにした。英『BBC SPORT』が伝えている。

「あの判定は我々にとって非常に厳しいものだ。おそらく彼は手を使ってゴールを奪ったと思う。もし私が選手の立場であれば、VARが使われなかったことに驚くだろう」
欧州の各リーグで普及し始めているビデオアシスタントレフェリー制度。この度イングランド(FA杯)で試験的に導入されたものの、同試合では同制度を有効活用するには至らなかった。同制度の濫用により試合が頻繁に中断される、主審の存在意義が損なわれるなど解決すべき課題は多いが、今後も同制度導入の是非をめぐり様々な議論が巻き起こりそうだ。


参照元:youtube(当該場面は2分04秒~)

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