バイエルン、急成長を遂げるフランス代表FWと契約延長 SD「将来の中心選手」

バイエルンと新たに長期契約を結んだコマン photo/Getty Images

2023年まで契約を延長したコマン

バイエルン・ミュンヘンは21日、フランス代表FWキングスレイ・コマンとの契約を延長したことを発表した。新契約は2023年6月30日までとなっている。

現在21歳のコマンはパリ・サンジェルマンの下部組織出身で、2013年にトップチームへ昇格。同年2月に行われたソショー戦で、16歳ながらリーグ・アンデビューを果たした。その後、クラブからプロ契約のオファーがあるも締結せず、2014年7月にフリーでユヴェントスへ移籍。さらに翌2015年夏には、バイエルンへ2年間のレンタル移籍することとなった。

ドイツでは加入初年度ながら公式戦35試合に出場し、6ゴール12アシストを記録。昨季は怪我に悩まされ、出場機会を25試合に減らしたが、今年4月にバイエルンが買い取りオプションを行使し、2020年までの契約で完全移籍していた。今季はここまで公式戦24試合に出場しており、4ゴール7アシストでチームの主力として活躍している。
そんなコマンはクラブの公式サイトを通じて「長い間、このクラブでプレイできることが非常に嬉しい、満足しているよ。バイエルン、そしてミュンヘンの街は非常に心地いいんだ」と。スポーツディレクターのハサン・サリハミジッチ氏は「彼は今年、特に素晴らしい成長を見せ、代表にも選ばれた。コマンと長期的な契約を結べたことは、我々にとっても非常に喜ばしいことだ。彼が将来、バイエルンの中心選手になると確信しているよ」とコメントしている。

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