21歳ながら安定したパフォーマンス
DFダビド・ルイスは昨季までアントニオ・コンテ率いるチェルシーを支えてきたが、今季は出場機会が減少。移籍を選択するのではないかといった話題も出てきている。では、なぜダビド・ルイスの出場機会は減ってしまったのか。昨季の終盤からパフォーマンスに安定感、集中力がないといった意見もあったが、原因の1つはDFアンドレアス・クリステンセンの成長だ。
英『sky SPORTS』によると、コンテはクリステンセンのパフォーマンスが今季最大のサプライズだったと語り、クラブのレジェンドであるジョン・テリーと同じキャリアを歩むだけの素質があると絶賛している。
「これは大きな比較だよ。ジョン・テリーはクラブの歴史に名を遺す選手だ。私はクリステンセンにジョンと同じキャリアを築いて欲しいと願っている。クリステンセンにはチェルシーで長くプレイし、重要な存在になるだけの能力があると思う。おそらくクリステンセンは今季最大のサプライズじゃないかな。私が彼にチャンスを与えようと判断した時、彼は毎回信じられないパフォーマンスを見せたからね。クリステンセンをレギュラーで起用しないといけないと確信させられたんだ」
クリステンセンは21歳と若い選手だが、コンテは落ち着きがあると称賛している。ダビド・ルイスのように派手なセンターバックではないものの、堅実にプレイしている。ジョン・テリーの後継者候補が完成されたことも、ダビド・ルイスの出場機会が減った大きな原因の1つだろう。