W杯メンバー入りへ大物選手たちが大移動!? 今冬に移籍すべき実力者たち

PSGで出番少ないドラクスラー photo/Getty Images

今冬はアピールのラストチャンス

基本的に冬の移籍市場で移籍を選択するのはリスクがあると言われ、シーズン途中からチームに合流することを避ける選手も多い。しかし、ワールドカップまで残り半年となった今冬は別だ。代表チームに選ばれるためには出場機会を確保しておくことが最低条件となり、現在ベンチを温めている選手は最後のチャンスと移籍を希望するだろう。

そこで英『Daily Mail』は、今冬に移籍を選択すべき選手を数名リストアップしている。

例えばチェルシーFWミッチー・バチュアイだ。ベルギー代表のバチュアイはアントニオ・コンテから信頼されているわけではなく、このままでは代表の座が危ういかもしれない。代表チームでもスタメンを確保できているわけではないため、メンバーに滑り込むためには出場機会を確保してアピールを続けるしかない。
バチュアイと似たような状況にあるのがリヴァプール所属のイングランド代表FWダニエル・スタリッジ、アーセナル所属のフランス代表FWオリヴィエ・ジルー、バルセロナでルイス・スアレスのバックアッパーとなっているスペイン人FWパコ・アルカセルだ。

スタリッジの才能は確かだが、現在のリヴァプールは攻撃陣が非常に豪華だ。出場機会を確保するのは簡単ではない。出場するたびに結果を出しているジルーも、すでにフランス代表監督ディディエ・デシャンから出場機会をもっと確保するようにと指示を受けているという。今冬にチームを変えるのも悪くない。アルカセルは得点力のある選手と評価が高かったが、バルセロナでそれを活かせているわけではない。このままではスペイン代表に入れないだろう。

そして最も注目を集めるのが世界屈指のタレント集団になったパリ・サンジェルマンだ。PSGではドイツ代表MFユリアン・ドラクスラー、アルゼンチン代表MFハビエル・パストーレが十分な出場機会を確保できていない。特にドイツはメンバー争いが激しく、ドラクスラーほどの選手であっても居場所が保証されているわけではない。出場機会を得ることができれば結果を残せる選手だけに、今冬に思い切った選択をするのも悪くないだろう。

アーセナルMFジャック・ウィルシャーも同メディアは気にかけている。ウィルシャーは徐々にコンディションを上げており、リーグ戦でもプレイタイムが増えてきている。ただし常時プレイできているわけではなく、イングランド代表に選ばれるのかは微妙なラインだ。今でもイングランド代表にウィルシャー以上の才能を持つ選手は限られているだけに、同メディアはワールドカップへ向けて万全の準備を整えてほしいと期待をかけている。

果たして何人の選手が今冬に移籍を選択するのか。ワールドカップ出場へ向け、大物選手たちが大移動する可能性もあるだろう。

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