数年前は”世界最高のCB”と言われた男にサポーター不満 「誰もが知ってるチアゴ・シウバではない」

PSGの最終ラインを支えてきたチアゴ・シウバ photo/Getty Images

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33歳になって衰えも?

今夏にネイマールとキリアム・ムバッペを加えたパリ・サンジェルマンはチャンピオンズリーグでも優勝候補の一角に挙げられる存在だが、全てが盤石というわけではない。攻撃陣は確かに派手だが、守備陣はどうだろうか。

PSGは5日にグループステージ最終節でバイエルンと対戦し、1-3で敗れた。PSGはブラジル代表のマルキーニョス、チアゴ・シウバのセンターバックコンビが先発し、サイドバックには今夏加わった同じブラジル代表のダニエウ・アウベス、そしてライビン・クルザワが入ったが、サポーターはバイエルンに3失点を許した守備陣に不安を覚えたようだ。

気になるのはベテラン勢の動きだ。アウベスは経験豊富な選手だが、すでに34歳。世界最高のセンターバックの1人と言われていたチアゴ・シウバも33歳だ。アウベスはサイドでバイエルンFWキングスレイ・コマンにスピードでぶち抜かれるシーンもあり、衰えの部分は気になるところ。しかもこの試合ではチアゴ・シウバがふくらはぎを痛めて途中交代しており、年齢的にも怪我の増加は気になるポイントだ。
この一戦を見たPSGサポーターからは「誰もが知ってるチアゴ・シウバではない」、「アウベスは34歳、チアゴ・シウバは貧弱なパフォーマンスだった」、「PSGはまだCLを制する準備ができていないようだ」といったマイナスな意見が出ており、バイエルン相手の敗戦に危機感を覚えたようだ。

現在のPSGでは若手センターバックのプレスネル・キンペンベも伸びているが、こちらは経験がやや不足している。最終ラインの目立った補強はダニエウ・アウベスくらいとなっており、センターバックの質と量には不安がある。サポーターも今回のバイエルン戦でそれを感じたようだが、PSGはチャンピオンズリーグを制す準備が整っているのだろうか。

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