「アッレグリはイタリアのモウリーニョなのか?」 ナポリ相手の守備固めにサッキ氏、伊メディアが批判

ユヴェントスを指揮するアッレグリ photo/Getty Images

ナポリを無得点に抑え込んだが……

1日に行われたセリエA第15節で、ユヴェントスはナポリを1-0で撃破。無敗を維持していたナポリから勝ち点3を奪うことに成功した。攻撃力が自慢のナポリを無得点に抑え込んだ見事な試合運びだったが、ユヴェントスの戦い方に批判的な意見が挙がっている。

伊『Corriere del Mezzogiorno』によると、かつてミランなどを指揮した名将アリゴ・サッキ氏はユヴェントスの戦い方があまりに守備的だったと嘆いており、ゴール前を徹底的に固めたやり方を好ましく思っていない。

「ユーヴェは確かに勝った。だが、最初の15分で得点を決めてからの彼らは3バックで守りに入った。ユーヴェには偉大なチームになるための全てがある。だが、70分間も簡単に相手にプレイさせているようでは難しいね」
同氏はユヴェントスの勝ち方はスペインでは嫌われるとまで語っており、もう少し攻撃的な姿勢でこの大一番に臨んでほしかったようだ。また伊『Calciomercato』は、「アッレグリはイタリアのモウリーニョか」と伝えており、ゴール前にバスを並べる戦術を執ったことに注目している。

今回のナポリ戦では勝ち点3を奪うことが目的だったため、早い時間帯で得た1点を守り切るスタンスも悪くない。しかし、サッキ氏をはじめもう少し積極的なプレイをしてほしかったと感じた人もいたかもしれない。

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