アルゼンチンはアイスランドに気をつけろ 監督も自信「良いプレイをすれば接戦に出来る」

超危険な伏兵アイスランド photo/Getty Images

2016年最大のサプライズだったアイスランドの躍進

2018ロシアワールドカップでグループDに入ったアルゼンチン代表は、クロアチア代表、ナイジェリア代表、アイスランド代表と戦うこととなった。プレーオフには回ったものの、ルカ・モドリッチを中心にタレントが揃う強敵クロアチア、11月の親善試合では2-4と敗れたナイジェリアはかなり厄介な相手で、南米予選のようにチグハグな戦いをしていてはアルゼンチンもグループを突破するのは難しいだろう。

また、見逃してはならないのがアイスランドだ。世界的なスター選手はいないが、とにかくチーム全員がよく走る。昨夏のEURO2016ではサプライズを起こしてベスト8に進出しており、堅守速攻を徹底するアイスランドのサッカーは油断できない。

スペイン『as』によると、アイスランドを指揮するヘイミル・ハルグリームソンもチームの実力に自信を持っており、アルゼンチン相手にも得意とする接戦に持ち込めるはずと期待をかけている。
「フットボールではどんな試合でもチャンスがあるものだ。アルゼンチンに対してアイスランドにどれほどのチャンスがあるのかは分からないけどね。ただ我々はここ何年か良いプレイをすれば接戦に出来ることは証明してきた」

EURO2016ではイングランド代表もアイスランドに痛恨の敗戦を喫しており、グループDで旋風を巻き起こす可能性も0ではない。アイスランドの出来次第では大混戦となるかもしれない。アルゼンチンはそのアイスランドと第1戦を戦うが、EUROの舞台で強豪を苦しめてきたアイスランドはリオネル・メッシ擁するアルゼンチンをも吞み込んでしまうのか。

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