互いにパスワークを披露し合う好ゲームに
25日にプレミアリーグの第13節が行われ、同リーグ3位のチェルシーが同5位のリヴァプールと対戦した。
序盤からホームのリヴァプールがゲームを支配。持ち前の素早い攻守の切り替えを活かしてゴールを狙うが、チェルシーの守備ブロックを崩しきるには至らない。
一方、自陣で守備ブロックを敷いたチェルシーもアザールやモラタらを起点にカウンターを繰り出す。20分には左サイドからカットインしたアザールがシュートを放つも、相手GKミニョレのファインセーブに阻まれる。さらに23分にはアザールからのパスにドリンクウォーターが反応するが、勇気を持って前に飛び出したミニョレのブロックに遭い、得点を奪えず。両チーム無得点で前半を終える。
後半、リヴァプールは相手の前線からのプレスが弱まった隙を突き、攻勢を強める。65分には敵陣ペナルティエリア手前でドリブル突破を試みたコウチーニョがチェンバレンにパスを送ると、同選手のワンタッチパスに反応したサラーが相手GKクルトワとの1対1を制し、先制点を挙げた。
逆転優勝にむけて負けられないチェルシーのコンテ監督はセスク、ペドロ、ウィリアンを立て続けに投入。するとウィリアンを投入した2分後の85分。敵陣ペナルティエリア右隅に侵入したウィリアンが右足でクロスを送ると、この浮き球がGKミニョレの頭上を越え、そのままゴールに吸い込まれた。
逃げ切りに失敗したリヴァプールのクロップ監督は89分にララーナとマネを投入して決勝点を奪いにかかるも、局面を打開するには至らず。試合はこのまま終了。互いにゴール前で華麗なパスワークを披露した好ゲームは引き分けで幕を閉じた。
[メンバー]
リヴァプール:ミニョレ、ゴメス、マティプ、クラヴァン、モレノ、ヘンダーソン、ミルナー、コウチーニョ(→ララーナ 89)、サラー、チェンバレン(→マネ 89)、スタリッジ(→ワイナルドゥム 66)
チェルシー:クルトワ、アスピリクエタ、クリステンセン、ケイヒル、ザッパコスタ(→ウィリアン 83)、ドリンクウォーター(→セスク 74)、カンテ、バカヨコ(→ペドロ 77)、アロンソ、アザール、モラタ
[スコア]
リヴァプール 1-1 チェルシー
[得点者]
リヴァプール:サラー(65)
チェルシー:ウィリアン(85)
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