テネリフェは柴崎岳が忘れられない!? チームに必要なのは“ネクスト・ガク”

今夏の移籍市場でヘタフェへ移籍した柴崎 photo/Getty Images

今冬の補強について語ったテネリフェSD

昨季、日本代表MF柴崎岳がプレイしたスペイン2部のテネリフェは、冬の移籍市場で「ネクスト・ガク」を求めているようだ。

昨年行われたクラブW杯で圧倒的な存在感を放ち、今年1月にテネリフェへ移籍した柴崎。加入当初は慣れない環境に苦しんだが徐々に適応し始めると、リーグ終盤および昇格プレイオフでは目に見える結果を残し、チームに欠かせない存在となっていた。テネリフェが見事1部昇格を果たした場合、契約を延長するとの噂があったが、惜しくもそのチャンスを逃したため、今夏の移籍市場で1部のヘタフェへ移籍している。

こういった状況もあり、テネリフェは「柴崎岳のような司令塔」の獲得を望んでいるという。クラブのスポーツディレクター(SD)務めるアルフォンソ・セラーノ氏のコメントとともに、地元メディア『ELDIA』や『deporpress』などが報じている。同メディアらによると、インタビューに応じた際に今冬の補強について語ったセラーノ氏が「我々にはガクのようなタイプの選手が必要。相手陣内で突破口を作ったり、連続性を生むことができるような誰かだ。(今冬の移籍市場でも)我々は彼のような選手を連れて来られるようトライするつもりだよ」と述べた。
わずか数ヶ月ではあったが、間違いなくテネリフェでインパクトを残した柴崎。彼らは、今でも日本を代表する司令塔のプレイが忘れられないのかもしれない。テネリフェは今冬の移籍市場で望むような補強を行うことができるのか。もしかしたら、再び日本人に目が向けれらる可能性も。

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