日本代表より実力が下のチームはいくつある? 英紙がロシアW杯”パワーランキング”発表

11月の欧州遠征は2連敗だった日本代表 photo/Getty Images

日本よりも下だったのは……

ついに2018ロシアワールドカップに出場する32ヶ国が出揃った。11月の欧州遠征でブラジル代表、ベルギー代表に世界トップレベルの実力を見せつけられた日本代表が本大会でどこまで戦えるのか気になるところだが、今回英『The Guardian』が本大会に出場する32ヶ国の強さをランキング形式で紹介している。ひとまずこれを見れば日本がどの程度の評価を受けているかが分かるだろう。

まずトップ10を見ていくと、1位は前回王者ドイツ、2位ブラジル、3位はスペイン、4位フランス、5位ベルギー、6位ポルトガル、そして7位にはやや意外ながらナイジェリアが選ばれた。先日の親善試合でアルゼンチン代表を4-2で撃破したことも評価されており、前回のベスト16より最低でも1つは上のステージに行く力があると認められている。8位はポット1入りを果たしたポーランド、9位に南米予選で大苦戦したアルゼンチンだ。10位は南米のクセ者・ウルグアイとなっている。ドイツからフランスまでは予想通りといった選出で、そこに成長中のベルギーや欧州王者ポルトガルが続いている。5位からは上位4ヶ国に比べてやや実力が劣るかもしれないが、順位的には妥当だろう。

11位は日本が敗れたベルギーと3-3で引き分けたメキシコ、12位はEURO2016に続くサプライズを狙うアイスランド、13位にクロアチア、やや評価が低いが14位にイングランド、15位セネガル、16位スウェーデン、17位デンマーク、18位モロッコ、19位セルビア、20位コロンビアと続く。サディオ・マネを筆頭にタレントを揃えるセネガル、無失点でコートジボワールと同組のアフリカ最終予選を突破したモロッコ、イタリアをプレーオフで撃破したスウェーデンも侮れない。強豪相手にも接戦に持ち込む力はあるはず。
そこからは21位エジプト、22位スイス、23位ペルー、24位開催国ロシア、25位コスタリカ、26位イラン、そして27位に日本代表だ。とにかく守備が堅いイランに続くアジア2番手の評価となっており、予想通り下から数えた方が早い結果にはなっている。また特徴的なのが、同メディアは注目すべき選手に21歳の井手口陽介を選んでいる。アジア最終予選のオーストラリア代表戦や、11月の欧州遠征で起用されたことから主力の1人と計算されているようだ。

日本より下だったのは28位チュニジア、29位韓国、30位パナマ、31位サウジアラビア、32位オーストラリアの5ヶ国だった。やはりアジアは最弱の大陸と捉えられてしまっており、何とか大陸全体で1勝を掴みたいところ。もちろんこのパワーランキング通りに大会が進むわけではなく、ワールドカップならではのビッグサプライズもあるだろう。果たして日本がそれを起こせるのか。27位からの逆襲に期待だ。

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