インモービレとラツィオの間には固い絆が
復活を遂げた昨季に続いて、今季も素晴らしい活躍を見せているラツィオのイタリア代表FWチーロ・インモービレには、多くのクラブが興味を示している。しかし、同選手の代理人を務めるマルコ・ソンメッラ氏が移籍の噂を完全否定した。
今季はここまで公式戦14試合に出場し、17ゴールを挙げているインモービレ。そのうち、セリエAでは13ゴールを挙げており、現在得点ランクのトップに立ている。そして、その活躍が認められ、先日クラブとの契約を2022年まで延長。年俸も200万ユーロから250万ユーロにアップしたとされる。ただ、そんなインモービレに興味を示しているのがイタリア代表時代の恩師でもあるアントニオ・コンテ監督率いるチェルシーだ。いくつかの英メディアが、リストアップしたと報じている。
しかし、伊『TUTTOmercatoWEB』のインタビューに応じた代理人のソンメッラ氏は「チェルシーへの噂も含めて、我々は移籍報道に関して大笑いしてしまったよ。契約を更新できたことに関してクラブに感謝しているし、会長やディレクターの期待に応えたいと思っているのにね。この取引が、インモービレとラツィオの固い絆を証明している」とコメントし、移籍話を一蹴した。
今夏の移籍市場で数々の選手の獲得に挑むも、なかなか思うような補強ができなかったコンテ・チェルシー。インモービレの獲得も、厳しい結果となりそうだ。