ヴァンフォーレ甲府がFIFAから補強禁止処分 公式サイトで説明も厳しい状況変わらず

厳しい状況に立たされている甲府 photo/Getty Images

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クラブも正式に事情を説明

J2のヴァンフォーレ甲府が、FIFA(国際サッカー連盟)より補強禁止処分を科されたことが判明した。

FIFAの公式サイトは9月24日付で、甲府を補強禁止処分のリストに掲載。FIFAは禁止処分発表に合わせて「金銭紛争や規則違反をはじめ、さまざまな違反行為により」と禁止の理由を記載した。

これに対し甲府は声明を発表。「本件につきましては、2022年8月1日~2023年12月31日までトンベンセFC(ブラジル)から期限付き移籍にて弊クラブに所属しておりましたジェトゥリオ選手の移籍金について、当該クラブとの間で支払いに関して、齟齬が生じておりました。ヴァンフォーレ甲府としては、これまでクラブ側の代理人を通じて、トンベンセFCとの間で交渉等を重ねて参りましたが、双方合意には至らなかったことが今回のFIFAからの通達に繋がりました。ヴァンフォーレ甲府と致しましては、この様な問題が報じられ、クラブに関わる全ての皆様方に多大なるご心配とご迷惑をおかけしていることを心からお詫び申し上げます。クラブと致しましては、引き続き、本件の早期解決に向けて、トンベンセFCと調整を図って参りますので、ご理解を賜りたくお願い申し上げます」と綴った。
対象となる登録期間は今後3回の登録期間とされており、このまま覆ることがなければ2026年-2027年シーズンの冬の移籍期間を終えるまで補強を行えず、クラブにとっては大きな打撃となること必至だ。

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