若手の台頭でレアル・マドリードDFリュディガーの去就は不透明に 遅くとも来年夏までに退団する可能性も

レアル・マドリードのリュディガー photo/Getty Images

来年6月末で契約満了

レアル・マドリードのアントニオ・リュディガーの去就が不透明なものになりつつあるようだとスペイン紙『AS』が伝えている。同選手の現在の契約は、来年6月末で満了となる。

2022年7月にチェルシーから加入して以降、守備の要としてチームに貢献してきたリュディガーだが、『AS』によればアメリカで行われたFIFAクラブワールドカップ2025でディーン・ハイセンとラウール・アセンシオが期待以上のパフォーマンスを披露したことによって、彼のチーム内での立場は以前ほどではなくなっているという。また、レアルはリヴァプールからイブラヒマ・コナテの獲得をめざしているとされ、これが実現すればリュディガーの序列はさらに低くなるだろう。

これに加えて、直近2シーズンでリュディガーはダビド・アラバ、エデル・ミリトンらの怪我による長期離脱を埋めるために公式戦に出場し続けた影響によって勤続疲労が溜まっていて、昨シーズン後半では痛み止めを服用しながら強行出場していた。この状況をクラブの首脳陣は問題視していて、契約延長の前にメディカルチェックを行い、健康状態を確認してから交渉に入る方針であるようだ。

リュディガーに対してはサウジアラビアの複数のクラブが獲得に興味を示しているとされることから、今後の状況次第でレアルの首脳陣が契約延長ではなく売却へと方針転換するかもしれないと『AS』は予想している。

また、仮に契約延長となっても、レアルはベテラン選手には1年間の契約延長しかオファーしておらず、リュディガーにも複数年契約が提示される可能性は低いだろう。

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