ガラタサライへ向かうサネはまだドイツ代表に招集すべきなのか 気になるW杯1年前の動き「ブンデスやプレミアに比べるとかなりレベルが落ちる」

バイエルンからガラタサライへ向かうサネ photo/Getty Images

5大リーグを離れることに

バイエルンの選手として今夏のクラブワールドカップ2025には出場する予定だが、その後FWレロイ・サネはフリーでトルコの名門ガラタサライへと移籍することが決まった。

ガラタサライはトルコを代表する強豪ではあるが、この動きに疑問を投げかけたのは独『Bild』だ。

これまでサネがプレイしてきたブンデスリーガに比べると、やはりトルコ国内リーグのレベルは落ちる。そこでプレイすることがサネにとってプラスとなるのか、また今後もドイツ代表に招集すべきなのか疑問があるのだ。

「サネの動きは、2026ワールドカップへの出場を危うくするだろうか。実際、トルコ国内リーグの対戦相手はブンデスリーガやプレミアのクラブに比べるとかなりレベルが落ちる。サネにとっては活躍しやすい環境と言えるが、そこでゴールやアシストを量産した場合にどう評価すべきか疑問が残るだろう。ガラタサライはチャンピオンズリーグ出場権を手にしているため、サネは時折欧州の強豪と対戦できる。だが、当然ながらバイエルンやマンチェスター・シティに在籍していた頃に比べると強豪との対戦機会は格段に減る」

もっともサネ自身は、トルコでもレベルを上げていけると前向きなコメントを残している。

「色々と議論があるのは理解しているけど、様子を見るべきだよ。僕はトルコでNo.1の座に就き、クラブでリーダーシップを発揮していきたいと思っている。CLにも大きな目標がある。だから高いレベルで実力をアピールする機会はたくさんあるはずだよ。監督(ナーゲルスマン)との交流が大切だし、これからも交流は続いていくと確信している。力強いパフォーマンスを発揮し、2026年のワールドカップに出場したいよ」

全ては代表監督ユリアン・ナーゲルスマン次第ではあるが、やはりワールドカップ1年前に5大リーグを離れることにはリスクもあるか。トルコでどこまでの数字を残してくれるかは注目点で、それ次第でドイツ代表の2列目争いも変わってくるだろう。

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